task complete#

Description#

教師付フェーズのタスクに対しては提出、検査または受入フェーズのタスクに対しては合格にして、次のフェーズに進めます。 ただし作業中また完了状態のタスクは、次のフェーズに進めません。

Examples#

基本的な使い方#

--task_id に操作対象タスクのtask_idを指定してください。

task_id.txt#
task1
task2
...

教師付フェーズのタスクに対して提出する#

以下のコマンドは、教師付フェーズのタスクを提出して、次のフェーズに進めます。未回答の検査コメントがあるタスクはスキップします。

$ annofabcli task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt --phase annotation

未回答の検査コメントがあるタスクも提出するには、--reply_comment で未回答の検査コメントに対して返信する必要があります。 以下のコマンドは、未回答の検査コメントに「対応しました」と返信してからタスクを提出します。

$ annofabcli task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt \
--phase annotation --reply_comment "対応しました"

検査/受入フェーズのタスクに対して合格にする#

以下のコマンドは、検査フェーズでフェーズステージ2のタスクを合格にして、次のフェーズに進めます。未処置の検査コメントがあるタスクはスキップします。

$ annofabcli task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt \
--phase inspection --phase_stage 2

未処置の検査コメントがあるタスクも合格にするには、--inspection_status で未処置の検査コメントのステータスを変える必要があります。 検査コメントは以下のステータスに変更できます。

  • resolved : 対応完了

  • closed : 対応不要

以下のコマンドは、未処置の検査コメントは「対応不要」状態にしてから、受入フェーズのタスクを合格にします。

$ annofabcli  task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt \
--phase acceptance --inspection_status closed

タスクのステータスや担当者で絞り込み#

--task_query を指定すると、タスクのステータスや担当者で、操作対象のタスクを絞り込むことができます。

以下のコマンドは、task_id.txt に記載されているタスクの内、ステータスが未着手のタスクに対して提出します。

$ annofabcli task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt \
--phase annotation --task_query '{"status":"not_started"}'

注釈

--task_query '{"phase":"annotation"}' のようにフェーズやフェーズステージを指定する必要はありません。 annofabcli task complete コマンドは、--phase , --phase_stage で、フェーズとフェーズステージを指定できるからです。

並列処理#

以下のコマンドは、並列数4で実行します。

$ annofabcli task complete --project_id prj1 --task_id file://task_id.txt \
--phase annotation --parallelism 4 --yes

Usage Details#

タスクを完了状態にして次のフェーズに進めます。(教師付の提出、検査/受入の合格) 教師付フェーズを完了にする場合は、未回答の検査コメントに対して返信することができます(未回答の検査コメントに対して返信しないと、タスクを提出できないため)。検査/受入フェーズを完了する場合は、未処置の検査コメントを対応完了/対応不要状態に変更できます(未処置の検査コメントが残っている状態では、タスクを合格にできないため)。作業中また完了状態のタスクは、次のフェーズに進めません。

usage: annofabcli task complete [-h] [--yes] [--endpoint_url ENDPOINT_URL]
                                [--annofab_user_id ANNOFAB_USER_ID]
                                [--annofab_password ANNOFAB_PASSWORD]
                                [--annofab_pat ANNOFAB_PAT]
                                [--mfa_code MFA_CODE] [--logdir LOGDIR]
                                [--disable_log] [--debug] -p PROJECT_ID -t
                                TASK_ID [TASK_ID ...] --phase
                                {annotation,inspection,acceptance}
                                [--phase_stage PHASE_STAGE]
                                [--reply_comment REPLY_COMMENT]
                                [--inspection_status {resolved,closed}]
                                [-tq TASK_QUERY] [--parallelism PARALLELISM]

Named Arguments#

-p, --project_id

対象のプロジェクトのproject_idを指定します。

-t, --task_id

対象のタスクのtask_idを指定します。 file:// を先頭に付けると、task_idの一覧が記載されたファイルを指定できます。

--phase

Possible choices: annotation, inspection, acceptance

操作対象のタスクのフェーズを指定してください。

--phase_stage

操作対象のタスクのフェーズのステージ番号を指定してください。デフォルトは'1'です。

Default: 1

--reply_comment

未回答の検査コメントに対する返信コメントを指定してください。'--phase'に'annotation' を指定したときのみ有効なオプションです。指定しない場合は、未回答の検査コメントを含むタスクをスキップします。

--inspection_status

Possible choices: resolved, closed

操作対象のフェーズ未処置の検査コメントをどの状態に変更するかを指定します。'--phase'に'inspection'または'acceptance' を指定したときのみ有効なオプションです。指定しない場合、未処置の検査コメントが含まれるタスクはスキップします。resolved: 対応完了,closed: 対応不要

-tq, --task_query

タスクを絞り込むためのクエリ条件をJSON形式で指定します。 file:// を先頭に付けると、JSON形式のファイルを指定できます。 以下のキーを指定できます。

  • task_id

  • phase

  • phase_stage

  • status

  • user_id

  • account_id

  • no_user

--parallelism

使用するプロセス数(並列度)を指定してください。指定する場合は必ず --yes を指定してください。指定しない場合は、逐次的に処理します。

global optional arguments#

--yes

処理中に現れる問い合わせに対して、常に yes と回答します。

--endpoint_url

Annofab WebAPIのエンドポイントを指定します。

Default: 'https://annofab.com'

--annofab_user_id

Annofabにログインする際のユーザーID

--annofab_password

Annofabにログインする際のパスワード

--annofab_pat

Annofabにログインする際のパーソナルアクセストークン

--mfa_code

Annofabにログインする際のMFAコード

--logdir

ログファイルを保存するディレクトリを指定します。

Default: .log

--disable_log

ログを無効にします。

--debug

HTTPリクエストの内容やレスポンスのステータスコードなど、デバッグ用のログが出力されます。

チェッカーまたはオーナロールを持つユーザで実行してください。