annotation copy

Description

アノテーションをコピーします.

Examples

基本的な使い方

--input に、アノテーションのコピー元とコピー先を : で区切って指定してください。コピー元/コピー先は、タスク単位または入力データ単位で指定できます。

タスク単位でアノテーションをコピーする場合は、--input にコピー元のtask_idとコピー先のtask_idを : で区切って指定してください。

$ annofabcli annotation copy -p prj1 --input src_task_id:dest_task_id

src_task_id のN番目の入力データに付与されているアノテーションが、dest_task_id のN番目の入力データにコピーされます。 タスクに含まれる入力データ数が src_task_iddest_task_id で異なる場合は、コピーできる入力データまで( min(src_input_data.length, dest_input_data.length) 番目まで)コピーします。

入力データ単位でアノテーションをコピーする場合は、--input にtask_idとinput_data_idを / で区切り、コピ元とコピー先を指定します。

$ annofabcli annotation copy -p prj1 --input src_task_id/src_input_data_id:dest_task_id/dest_input_data_id

コピー先ににアノテーションが存在する場合、デフォルトではアノテーションのコピーをスキップします。 コピー先のアノテーションを残した上でアノテーションをコピーする場合は、 --merge を指定してください。 コピー先のアノテーションのannotation_idが、コピー元のアノテーションのannotation_idに一致すればアノテーションを上書きします。一致しなければアノテーションを追加します。

$ annofabcli annotaticn copy -p prj1 --input src_task_id:dest_task_id --merge

コピー先のアノテーションを残さない場合は、 --overwrite を指定してください。

$ annofabcli annotation copy -p prj1 --input src_task_id:dest_task_id --overwrite

以下のタスクに対して、デフォルトではアノテーションのコピーをスキップします。

  • タスクの担当者が自分自身でない

  • タスクに担当者が割り当てられたことがある

--force を指定すると、タスクの担当者が一時的に自分自身に変更され、アノテーションがコピーされます。

$ annofabcli annotation copy -p prj1 --input src_task_id:dest_task_id --force

Usage Details

タスク単位または入力データ単位で、アノテーションをコピーします。

usage: annofabcli annotation copy [-h] [--yes] [--endpoint_url ENDPOINT_URL]
                                  [--logdir LOGDIR] [--disable_log] [--debug]
                                  -p PROJECT_ID --input INPUT [INPUT ...]
                                  [--overwrite | --merge] [--force]
                                  [--parallelism PARALLELISM]

Named Arguments

-p, --project_id

対象のプロジェクトのproject_idを指定します。

--input

アノテーションのコピー元とコピー先を':'で区切って指定します。

タスク単位でコピーする場合の例: src_task_id:dest_task_id 入力データ単位でコピーする場合: src_task_id/src_input_data_id:dest_task_id/dest_input_data_id file:// を先頭に付けると、コピー元とコピー先が記載されているファイルを指定できます。

--overwrite

コピー先にアノテーションが存在する場合、 --overwrite を指定していれば、すでに存在するアノテーションを削除してコピーします。指定しなければ、アノテーションのコピーをスキップします。

--merge

コピー先にアノテーションが存在する場合、 --merge を指定していればアノテーションをannotation_id単位でマージしながらコピーします。annotation_idが一致すればアノテーションを上書き、一致しなければアノテーションを追加します。指定しなければ、アノテーションのコピーをスキップします。

--force

過去に割り当てられていて現在の担当者が自分自身でない場合、タスクの担当者を一時的に自分自身に変更してからアノテーションをコピーします。

--parallelism

並列度。指定しない場合は、逐次的に処理します。指定した場合は、--yes も指定してください。

global optional arguments

--yes

処理中に現れる問い合わせに対して、常に yes と回答します。

--endpoint_url

Annofab WebAPIのエンドポイントを指定します。

Default: "https://annofab.com"

--logdir

ログファイルを保存するディレクトリを指定します。

Default: .log

--disable_log

ログを無効にします。

--debug

HTTPリクエストの内容やレスポンスのステータスコードなど、デバッグ用のログが出力されます。